令和2年9月議会報告及び近況報告(抜粋)

<一口メモ>
◎災害について、正しく恐れることが大切である。
◎新型コロナウイルス感染症対策を万全に。
◎感染予防に「マスクの着用、消毒・こまめな手洗いを」
◎地震発生時の液状化現象対策を真剣に考えよう。

 わたしの公約

◎ 東郊線のJR踏切拡幅に全力で推進
◎ JR蟹江駅「南口駅前広場」の開発に全力で推進
◎ 今須成線の早期開通に全力で推進
◎ 安心・安全な、まちづくりに全力で推進

【9月議会報告】

質問.いとう 俊一

蟹江町議会におきましては、新型コロナウイルス感染症禍の中で、感染予防対策として一般質問を「一問に絞って行う」ことになりましたので「我が蟹江のまちづくりについて」と題し、下記の4点にまとめて質問を致します。
1点目:今須成線の進捗状況について
2点目:東郊線踏切の早期拡幅について
3点目:JR蟹江駅の開発計画について
4点目:冨吉駅南地区の開発の進捗状況について
私が、蟹江町都市計画プラン「地域まちづくり方針(案」」を見まして再度、確認を致したく思いましたので、お聞かせいただきたい。

質問.いとう 俊一

1点目の今須成線の進捗状況について、お尋ね致します。

答弁.東方土木農政課長

今須成線の進捗状況は、JR南地区間で全31筆中、15筆が買収済みで16筆が未買収となっております。また令和元年度の用地取得交渉記録と致しまして相続の事案について用地交渉を行いましたが、本事案の理解が得られず、不調の状態であります。
未買収土地におきましては、集合住宅等があり難航する事も予想されますが、土地利用状況を確認しながら高架事業の必要性にご理解頂くよう粘り強く交渉を行い、早期に土地取得が完了するよう、事業推進に努めてまいります。

質問.いとう 俊一

私の議員生活も26年になりますが、今須成線の関する質問を、たしか15~16回目になると思います。平成10年の完成を目標に始まった計画が、今の説明では用地買収が出来ないのが16筆あり、早期に土地取得が完了する様、事業推進に努めるとの答弁であるが………先は見えているのか。? 
また、蟹江町都市計画マスタープラン「地域まちづくりの方針(案)」に今須成線、須西線の道路表示は示されているが、道路名が書いて無い、どのような考えで作成されているのかお尋ねしたい。

答弁.東方土木農政課長

現時点では、明確な時期はお示しできませんが、JR南地区区間の用地買収は平成14年度から着手しており、当時から状況等も変化しておりますので、改めて問題点等を整理し、地権者の状況に応じた交渉に努めていきたいと考えております。

答弁.肥尾産業建設部長

今須成線、須西線の道路表示につきましては、以後表示することと致します。

質問.いとう 俊一

2点目:東郊線踏切早期拡幅について、現在どのように進捗しているかお尋ねしたい。

答弁.東方土木農政課長

平成29年1月27日付けで東郊線踏切が踏切道改良促進法に基づき法指定踏切となった後JRとの打合せや、東郊線踏切改良協議会を設置、愛知県踏切改良協議会(一宮海部エリア)合同協議会が開催され協議を行ってまいりました。令和元年10月3日には東郊線踏切改良協議会を個別に開催したところです。これまでの協議の結果、東郊線踏切は立体交差化事業を実施する事を前提としながら、踏切を1個所廃止する事を必須条件として歩道の拡幅が実施できると、JRに確認しております。しかし平成27年3月28日には、蟹江川踏切廃止について、住民説明会を開催致しましたが理解が得られず踏切拡幅には至っていません。
今年度は、地方踏切道改良計画書を作成する必要があり、改良方法は立体交差化、踏切道の改良と一体となって、その効果を十分に発揮させるための事業として、歩道拡幅を記載する予定でございます。

質問.いとう 俊一

平成29年度に東郊線踏が危険踏切と法指定されたが、その後の進捗が全くありません。
都市計画道路として、立体交差化事業の実施が必須である事、踏切を拡幅するには踏切を1個所廃止をすることが必須条件で、今日まで何も変わっていない。平成27年に蟹江川踏切廃止の住民説明会で、反対多数で不調に終わったが、今一度蟹江川踏切の利用頻度を調査して頂き、住民説明会を開催して頂きたいが、いかがですか。

答弁.東方土木農政課長

蟹江川踏切廃止住民説明会につきましては、地元調整が出来れば住民説明会を開催することを検討していきたい。その際には、改めて踏切利用状況についても、再度調査を行います。

質問.いとう 俊一

東郊線の高架化事業、踏切の拡幅事業に対し大きな費用が必要になる。是非、県道に格上げを願っているが、格上げの話は進んでいるのか、お尋ねしたい。

答弁.東方土木農政課長

愛知県議会建設委員会におきまして、毎年格上げについての提案書を提出し、要望を行っております。 愛知県の回答といたしましては、県道網を再編し、不要となっる県道を町道へ移管する必要がある事、また、この地域における南北幹線道路整備は、日光川右岸堤防防災道路事業を進めている所であり、事業の進捗状況を踏まえて検討していきたいと聞いており、今後も、県道への格上げの要望は引き続き、行ってまいります。

質問.いとう 俊一

3点目:JR蟹江駅の開発計画について、お尋ねしたい。

答弁.福谷まちづくり推進課長

JR蟹江駅の開発計画は、予定通り進捗しており、足場についても徐々に撤去されている。
北側駅前広場のヤードは、今年10月中旬までには撤去、その後駅前広場の整備を町にて施工し、1月下旬の供用開始までには、トイルを含め概ね完了する予定です。
なお、南側駅前広場については、今年12月中旬ごろには現在のヤードが撤去され、来年度の仮駅舎等の撤去のための、ヤードができる。供用開始までには利用者の安全性と利便性を確保するため自由通路付近の整備を行い、来年度には北側と同様のトイレも設置致します。

質問.いとう 俊一

蟹江町都市計画マスタープラン「地域まちづくり方針(案)」の地図にも、JR蟹江駅南側周辺に近隣公園として設置計画に入っているが、少しでも早く開発計画が進み駅前地区のコミュニティの場として、また、避難場所としての活用が見込まれますので、早期に実現をお願い致します。

答弁.福谷まちづくり推進課長

JR蟹江駅南側については、策定中の「都市計画マスタープラン」や「緑の基本計画」において、公園の利用圏域カバー率から、この地域に公園が不足していることから、設置の必要性が掲載される予定であります。
JR蟹江駅南側区域については、自由通路及び橋上駅舎化事業の事業効果の早期発現のため南駅前線について、第1期工区として駅前広場からロイヤルステージまでの整備を推進し、第1期工区の進捗に併せ第2期工区としての(都)弥冨名古屋線(蟹江町消防署)までの整備を進めて行きたい。また、南駅前線の整備と併せて公園の整備についても検討したい。

質問.いとう 俊一

4点目:冨吉駅前地域の開発について、進捗状況をお尋ねしたい。

答弁.福谷まちづくり推進課長

令和2年8月現在で地権者87.3%・地籍83.5%の仮同意を得ている。土地区画整理法上は、3分の2であるが、愛知県の推奨は85%であり、これに向けて仮同意の収集に努めております。
令和3年度の市街化編成に向けた協議を県と行っている所です。また、店舗等の誘致のため約200社を対象に企業アンケートを実施しております。

質問.いとう 俊一

冨吉駅南地区の開発計画が着々と進んでいる様でありますが、新しく蟹江警察署が出来たと言う事で蟹江町議会より新蟹江警察署を視察に行きました。署より親切に案内された中で、二階にあるボート収納庫と発着場を見せて頂きましたが、署の南側には国道1号線、その南側には開発が進んでいる冨吉駅南地域だと判りました。ボート収納庫とは相当の高低差がある事を知り、ボート発着場と開発地域との高低差は、どの程度あるのか心配しております。
教えて頂きたい。またこの事実を開発地域の方々に、どのように説明されているのか、心配で質問を致します。お答えを頂きたい。

答弁.福谷まちづくり推進課長

県との協議の中で水害対策については心配されているところであり、準備委員会でも水害対策の必要がある地区との説明が行われている。町としても、調整池の整備に加え、新たな減災対策を図っていきたい。またハザートマップ等におけるその所在地の説明を行うことが契約締結時の重要事項説明の中でも、必須となったため、将来の土地取得者についても、地区の特性を周知していただくよう、徹底していきたい。なお、国道1号線の南北での高低差は、都市計画図上で約1メートル、蟹江警察署2階の船着き場との高低差は、約5メートルであります。

質問.いとう 俊一

最後になりますが、蟹江町の「まちづくり」は進みつつありますが、私が質問致しました4点の事案が、気になる案件であります。町として最善を尽くして前進をさせて下さい。なお、別の事案としてお尋ね致しますが、蟹江町においては、以前に3世代ふれあいプラザを舟入地区、学戸地区に建設されましたが、須西学区をはじめ他の地区では、建設が進んでおりません。これらは当時の町総合計画に計画され、その計画に基づいて整備されたものと思いますが、これらの学区については、第5次総合計画には、計画されていないのか……政策推進室長にお尋ね致します。

答弁.黒川政策推進室長

第5次総合計画ですが、これまでに中堅職員ワ-キング、各課のヒヤリング等を実施しながら策定を進めてきました。「3世代ふれあいプラザ」の舟入、学戸地区以外の地区の計画については、この中での特段、議論がありませんでしたので、現時点では総合計画には記載されていないのが現状です。
しかしながら、第5次総合計画は、現在策定作業中でありますので、関係部署の意向を再度確認しながら策定して参ります。

質問.いとう 俊一

担当部署であります「寺西民生部長」のお考えを、お聞かせください。

答弁.寺西民生部長

須西小学校区の「3世代ふれあいプラザ」につきましては、学区を形成する、それぞれの町内会組織(須成、藤丸、西之森本田、中瀬台、今地区の一部)の共通した認識が必要であると思っています。施設に対するビジョンや運営方法等について、ひとつの「協議体」としての意見を伺うところから、事業がスタートすると考えております。

質問.いとう 俊一

黒川政策推進室長、いつ頃までに要望を出せばよいのか、教えて下さい。

答弁.黒川政策推進室長

来年3月までに、総合計画を策定しなければならないので、早急に要望を出して下さい。

質問.いとう 俊一

有難うございました。 以上で質問を終わります。

≪近況報告≫
◎新型コロナウイルス感染症の現況
新型コロナウイルス感染症の感染率は、最近下降傾向にあります。最近は厳しい規制も少しづつ緩和されておりますが、油断は禁物、今迄通り感染予防対策には万全に
*GoToトラベルキャンペーは、東京を含め全国展開ができるようになりました。
*イベント等の入場制限も緩和され、スポーツ・観劇・コンサート等を楽しみに
皆様方もこれらの緩和策を、活用し旅行に、観光に楽しんで、心を癒して下さい。

◎菅新内閣が誕生致しましたが、その中で、衆議院議員の「長坂康正先生」が「経済産業副大臣」にご就任されました。「おめでとうございます」

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