令和元年9月議会報告及び近況報告(抜粋)

<一口メモ>
災害について、正しく恐れることが大切である。
◎防災、減災に対する取組は、日頃から地域ぐるみの話し合いで。
なかでも地震発生時の液状化現象対策を真剣に考えよう。

 わたしの公約

◎ 東郊線のJR踏切拡幅に全力で推進
◎ JR蟹江駅「南口駅前広場」の開発に全力で推進
◎ 今須成線の早期開通に全力で推進
◎ 安心・安全な、まちづくりに全力で推進

(はじめに)
「須西小学校南グランドのトイレが須成祭の前に完成」
8年前より須成祭が愛知県で12件目の「重要無形文化財」となることが判り、駐輪場及び駐車場として利用される頻度が年々増加してきたほか、須西学区の行事「遊びの日」須成東幼稚園の運動会、少年野球と利用者も多く、トイレの整備を急ぐべきと思い蟹江町議会において一般質問を致すことにしましたが、なかなか良い回答が頂けなかった。
当グランドは教育の場であり、学校のグランドである事から目的外の利用がネックとなり予算がつかないと言う事でありましたが、私伊藤俊一は、とことん食い下がり、教育長に知恵を出して頂きたい旨、お願いしその結果、むずかしい中での予算編成の中に取り込んでいただき、令和元年の須成祭りの前に新しいトイレが完成、8月3日(土)の宵祭り、4日(日)の朝祭りが、無事終ることが出来ました。この件につきましても、皆様方のご理解とご協力のおかげと感謝申し上げます。なお、この懸案については、須成祭が「ユネスコ無形文化遺産」に登録された事が大きく前進した要素となり、須西小学校南グランドのトイレを完成することになった。

【議会報告】

質問.いとう 俊一

「議員報酬の見直しについて」と題しまして質問を致します。
我が蟹江町議会においては、蟹江町議会基本条例に基づき町長と共に町民の信託を受けて活動し、議会・町長の二元代表制のもと、それぞれの特性を生かし健全な緊張感を持って監視機能及び立法機能を十分発揮し、蟹江町として最良の意思決定を導くことを目指すものであります。
蟹江町議会及び蟹江町議会議員は、町民に情報の公開と共有化を図り、町民の意志の反映に務め、政策立案及び提言を積極的に行い、まちづくりを推進し議会の公正性、透明性、独自性を確保すると共に、その責務を自覚し、町民の信頼にこたえる議会を目指し、全力で取り組むことを決意し、この基本条例を制定いたしました。
この蟹江町議会基本条例に、恥じることなく議会活動をしてまいりましたが、現在蟹江町議会においては若い議員が少しづつ増えてきましたが、議会に専念できる議員は14名中何人おいででしょうか。殆どの議員さんは事業主であります。
何故、事業をしていないと議員として活動ができないのか、何故若者が議員に立候補をしないのか、色々と話を聞いたり、私なりに考えて見ますと、「議員報酬」が一番のネックであると、わかりましたので、お尋ねをいたします。
事業主以外の若年勤務世代の町議会議員のなり手不足については、立候補するには会社を退職しなければなりません。会社を退職すると今まで務めていた時より給与が少なくなり、会社を辞めてまでして、議員にはならないと言うのが、当たり前であります。
今の議員の体制で良いとお考えか、又一般企業と議員の年収における差異について、どのように思っておいでなのか、お尋ねいたします。

答弁.戸谷政司総務課長

まず、月額30万円(税引き前)の現行の議員報酬につきましては、県下の他市町村と比較しましたところ、低額であると認識しておりませんが、年間収入額として一般的な勤務世代で、会社務めの方と議員の報酬を年間ベースで比較しますと、いとう議員のお話の通り議員報酬は、やはり決して高い水準ではないと考えられます。
更に、会社にお勤めの方々は、医療保険や年金などの社会保障についても、保証されている状況にあり、勤務世代の方々が会社を退職して議員になることに関しては、大変厳しい状況であると認識しております。

質問.いとう 俊一

なかなか、このような事は質問もしにくいし、答弁もしにくい事を解りながら、質問をしておりますが、少々ご勘弁を頂きたいと思います。
私、いとう俊一が平成7年に当選をさせて頂いてから、いろんな改革に努力をしてまいりました。まずは、委員会への出席の費用弁償のカット、そして議員定数の削減を3度にわたり行ってまいりました。平成10年6月に24名から22名に2名削減し、平成17年3月に22名から16名に6名削減、更には平成23年3月に16名から14名に2名削減をしてまいりました。そこで質問を致します。
現行の議員定数14名について、理事者側として、どう捉えているのかお尋ね致します。

答弁.戸谷政司総務課長

ご質問のありました現行の議員定数につきまして、お答えいたします。
伊藤俊一議員の言われます通り、3度にわたりご尽力いただき議員の定数が削減され、現在の議員定数が14名となっております。
現在の議員定数につきましては、各議員におかれまして、普段から地元住民の方々の多様なご意見等をきめ細やかに、お聞きいただき住民の方の意志の反映に務められておられると、認識しておりますので、現行の定数は適切であると考えております。

質問.いとう 俊一

議員定数14名は、適切であると答弁を頂きました。
以前、一般質問を致しましたが、理事者の皆さん、職員の皆さんの給与が、愛知県内で調べますとだいぶ低い位置にあったと思います。やはりある程度の給与を頂き、それに見合った仕事をして頂く事の出来る環境を作ることが大切であると、思っております。
この機会に、蟹江町住民の方々に、各種情報機関を通じて議員の報酬の低さ、職員の報酬の低い事を発信し、ご理解を頂き、これから益々発展する蟹江町を作り上げる環境を整備してまいりたいと考えております。
これからの各種の委員会、審査会、審議会において議論して頂きたく、お願い申し上げます。
このような現状を乗り越えるためにも、議員報酬を上げて頂き、時代にあった、より良いまちづくりの出来る体制を築くことが、大切であると考えます。議員の皆様に、ご理解を頂いて後日、議員提案として、提出したいと考えております。町民の皆様のほとんどの方が、議員は「エーワなあー」3期議員を務めると年金が付くし、毎月議会があるわけでもないし、毎月報酬が貰えて、ボーナスも出る。また、その他に政務調査費が毎月支給されるそうで、議員さまさまだと、思っておいでの方が多いと思いますが
前段で申上げましたように、蟹江町議会は、改革に次ぐ改革をして、これ以上改革の仕様が無い所まで努力をしてまいりました。
現在の、議員報酬は、毎月税引で¥245,100円でボーナスは夏季に¥418,302円、冬季は¥430,788円であります。また政務調査費に当っては月額¥5,000円で年間¥60,000円であります。
議員年金は、平成23年6月に無くなり、一時金で掛金の20%カットと言う残酷な仕打ちでありました。
この現状では、私も年を重ねてまいりましたので、後継者を見つけるのに、現在のままでは若い方が、会社を辞め給与が下がってまでして、議員になろうと思わないと思います。私は、議員活動に専念できる環境を作り、後継者に譲りたいと考えておりますので、あえてこの機会に、町民の皆様に蟹江町議会の現状を知って頂き、町民の皆様のご理解を頂きたく申上げました。
また、議員の皆様方には、議員提案と言う形が出来ましたら、ぜひとも御賛同をお願い申し上げます。また、蟹江町特別職報酬等審議会におきましては、若年の勤務世代が町議会議員になりやすい環境に整備して頂くよう、要望を申し上げまして、質問を終わります。

≪近況報告≫
◎「座談会・ミニ集会」のお願い
地域の皆様にお願いいたします。
3人~4人でも結構です。地元の皆様とひざを交えてお話をして、問題意識と現在の課題を共有し、要請に応える活動を続けていきたいと考えております。「日時・場所」等は、ご相談のうえ調整させて頂きます。お気軽にご連絡下さい。

◎「ボランティア募集」
一緒に活動して下さる「ボランティアの方」を随時募集しております。
街頭演説の際や、町政報告等の配布のお手伝いをお願い致します。
お気軽に、上記「伊藤俊一」まで、お問い合わせ下さい。

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